精密根管治療②
- 2024年1月17日
- 精密根管治療
こんにちは!
1月は高頻度にブログを更新しております。少しでも皆様の暇つぶしにでもなればと思っております。暇ではないのに読んでいただいている方々には失礼いたしました。申し訳ございません。
保科歯科医院は高輪3丁目にあります。高輪の街は高台になっているため品川へ行くにも五反田へ行くにも泉岳寺へ行くにもゆるい坂道を下るのです。逆に言うと色んな場所から高輪へ来るには坂を上ってこないといけないのです。よくテレビでタモリさんが坂が好きと言ってますが、私も最近高輪へ続く坂が好きになってきました。
さて本日は前回に引き続き精密根管治療について解説していきます。根管というのは歯の神経があるところで狭く暗いということをお伝えしました。では根管の治療が必要な場合とはどんなときなのでしょうか??まずは歯の神経が死んでしまって場合です。多くは細菌感染を伴って死んでしまいますのですが、そのままにしておくと神経が腐敗し歯の根を支える顎の骨を溶かしてしまうのです。痛みを伴う場合と伴わない場合があります。激痛で夜も眠れないと言う人もいるし、まったく痛みが出ずに何年も放置されていることもあるし。。不思議ですねー。ではその他に根管治療が必要な場合ってあるのかってところなのですが、私は「ない」と思います。神経が死んでしまったら根管治療は必要ですが、生きているならまったく必要のない治療なんです。多くの歯医者では抜髄といって生きている神経を取って(殺して)しまうことが日常化しているようです。虫歯が深いからとか痛みが治まらないからという言い分なんですが。。これは良くない治療だと私は考えます。生きている神経は生かしたまま歯の治療をするべきなんです!今後の歯の生存率が全然違いますからね。最悪なのがセラミクスクラウン等の審美治療の際に虫歯でもないのに神経を取ってしまう場合があります。これは絶対にやってはいけません!一度失った歯の神経は現在の医学では再生しません。こんなに勿体ないことはありません。神経再生の研究はされていますが。。未来の話しです。
まとめると根管治療が必要な場合とは歯の神経が死んでいるときだけということです。次回も精密根管治療について解説していきます。
ではまた。
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