こだわりの根管治療について⑨
- 2023年7月31日
- 根管治療
こんにちは!
今日で7月も最後ですね。毎日熱中症アラートがスマホに届きます。8月に入るともっと暑くなるそうですので皆様もお身体ご自愛ください。
夏になると多摩川沿いをジョギングするのですが暑すぎて夕方になってから走っています。夕方でも滝汗ですね!
だいたい10月いっぱいまで毎年走るのです。気が向いたときと休日限定のジョギングなので数えるぐらいしか走ってないんですけどね。
さて今回のブログはこだわりの歯内療法をテーマにラバーダム防湿について書きたいと思います。ラバーダム防湿とはラバーダムと呼ばれるゴム製のマスクを治療中、主に歯内療法中に口腔内外にかける行為です。ラバーダム防湿をすることにより根管内への唾液の浸入防止や治療器具を誤って飲み込ませてしまうことの防止などメリットがたくさんあるのです。言わば歯内療法のセーフティーネットです。歯内療法においては必須なのですが日本の歯科医院ではあまり普及していないのが現状です。理由は
➀手間がかかるから。
②材料費がかかるから。
③保険算定に無いから。
④必要性を感じていないから。
です。
これが現実です。保険算定できないから歯科医院側からの無料提供になってしまう。さらに着脱に数分の時間がかかる。保険診療で歯内療法を行おうとすると「コスパが悪い」ということになってしまいます。またラバーダムをしなくても治る症例もあるのも事実です。「保険診療だからクオリティーは低いよ」ってことになってしまいます。もちろん保険診療でも高い技術と志しを持って歯内療法を行っている人もいるとは思います。日本は国民皆保険制度なのだから本来は保険診療でも質の高い治療を行えるのが当たり前だとは思いますが。。
現状は難しいですね。
でもラバーダム防湿は必須なのです!マイクロスコープやイオン導入法と同じくらい大切なのです。皆さんも行きつけの歯科医院で「根の治療ではラバーダム防湿をしてくれますか」と聞いてみてください。
ではまた!
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