歯内療法③
- 2025年6月2日
- 精密根管治療
こんにちは!
保科歯科医院高輪の保科です。
あっという間に5月も終わってしまいました。清々しい季節が終わり梅雨を迎え時期ですね。日本は四季が楽しめる国なのでこの点は好きです。止まない物価高騰やお米の問題など国の問題は山積みですけどね。
さて本日のブログは歯内療法の3回目です。歯内療法を行う前に行う検査、いわゆる術前検査について細かく解説していきます。
1.問診:聞き取り診査ですね。主訴や病状履歴、疼痛の有無、腫脹の有無、服用薬の有無などを患者さ んから聞き取りします。どの歯科医院でも最初に行うもので問診をしないところは皆無だと思いま す。それぐらい基本的なことであり、かつ重要です。病状を大雑把に把握するのに一番手っ取り早いのが問診です。ファミレスで「ご注文はお決まりですか??」とオーダーをとるのと一緒です。最近のファミレスはタブレット端末でオーダーするところも増えてきたのでこの例えは古いかもしれませんね。
2.画像検査:パノラマレントゲン、デンタルレントゲン、CTなどの撮影と口腔内カラー写真撮影により画像で診査診断を行います。レントゲンでないと歯の内部や根尖は確認できないですからね。さらにカラー写真をとっておけば診療終了後にでも休診日にでもいつでも都合の良い時に口腔内の確認が出来ます。画像として保存することによって現在の状態を記録が出来るということです。術中、術後との比較も出来ますし患者さんへ視覚的な説明にも使えます。患者さん的にも百聞は一見に如かずってことで病状のイメージがしやすくなります。
3.視診:実際に口腔内を確認し目で見て病状を確認します。患歯だけでなく歯肉等の周辺組織や隣在歯、対合歯も確認します。インレー等の修復物の状態や二次虫歯の有無、下顎隆起などブラキシズムの確認も併せて行います。プラークコントロールや腫脹等も確認事項です。
4.歯周検査:保科歯科医院高輪では歯髄疾患の疑いがある場合での歯周病の検査である歯周ポケットの深さの検査を行います。というか歯周ポケットの検査は問診と同じで来院された方全員に初診時基本検査の一環としておこなうものでありますので歯内療法だから特別にやるってものではありません。上行性歯髄炎のように歯髄疾患の由来が歯周病からってこともありますからね。
5.打診
6.歯髄診
7.咬合診
5~7は次回解説していきます。
ではまた!
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