予防歯科の重要性⑬
こんにちは!
保科歯科医院高輪の保科です。
ナフサ不足の影響でカルビーのポテトチップスやカッパえびせんの袋がモノトーンになるそうですね。また建設建築業界でも壁紙を貼る接着剤や塩ビ管などが軒並み供給不足で施工自体が出来ないような状況が起こっていると聞きました。歯科医療業界もさらに材料の供給不足が深刻化しそうな状況です。こうなると個人の努力ではどうにもなりません。国、政府には一日でも早く状況打破の政策を打ち出してもらいたいものです。
さて本日のブログは予防歯科の重要性の13回目です。前回の続きで咬合が虫歯発生に影響するとういことを解説していきます。虫歯が細菌感染症なので虫歯菌が存在していない口腔内では虫歯にはなりません。また歯が1本も無い人は虫歯になりません。なので前提条件として虫歯菌を保有し歯が最低1本はある人が虫歯になるリスクがあるのです。さらに虫歯菌の栄養源である糖質の摂取も前提条件に入ります。咬合はその他の要因として虫歯になるリスクを高めるとうい位置付けです。
➀早期接触による歯質のひび割れを起こしそのひびから虫歯になる
②早期接触により修復物が摩耗し象牙質が露出し再虫歯になる
上記の➀②が咬合性の虫歯リスクです。まずは➀です。早期接触により食事のたびにさらに睡眠時の歯ぎしり食いしばりのたびに歯質へ非生理的な外力がかかり硬いエナメル質に微細なひび(マイクロクラック)が入ります。何年も何十年も続くとマイクロクラックの量は増えます。そして深くなります。しっかり歯磨きをしていても深くなったひびの中まではブラシが届きません。虫歯菌がひびの中に入り込んでしまったら虫歯の進行を防ぐことが困難になります。ひびの中で虫歯が進行しさらにひびが深くなります。そして虫歯菌も深くまで入っていけてしまうので。まさに負のスパイラル状態です。
そして②です。修復物、特にコンポジットレジンは耐摩耗性が低いので早期接触部位がレジン修復されている場合にはどんどん摩耗が進みます。その摩耗は終わりません。レジン修復物が薄くなり穴が開き、象牙質が露出しても摩耗は続きます。エナメル質と違って象牙質は虫歯抵抗性が弱いのですぐに虫歯になってしまいます。虫歯になるとさらに象牙質は柔らかくなり摩耗も加速していきます。こちらも負のスパイラルです。
咬合の不整って虫歯の進行に多大な影響を与えてしまっていたんですね。。逆の言い方をすると適正な咬合すなわち早期接触の無い状況を作ることで虫歯の進行を防ぐことになるのです。私はこのことは予防の本質ではないかと考えています。
ではまた!
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