こんにちは！

保科歯科医院高輪の保科です。

みずほ銀行でも行員による貸金庫の窃盗事件が発覚しましたね。しかも数年前に起きた事件だとか。ずっと公表されていなかったんですね。これは大問題だと思います。我々は銀行を信用して年間利用料を支払って大切な財産の一部を貸金庫で保管しているのです。家で保管していたら盗まれたり紛失したりするリスクがあるから銀行の貸金庫に保管しているのに、その銀行で行員に盗まれたんじゃ元も子もないですよね。さらに事実が公表されないなんて。。憤りをかんじますね。みずほ銀行や三菱UFJ銀行だけでなく全ての金融機関で再発防止に向けて対策を講じてもらいたいものです。

さて本日のブログは歯のメインテナンスについての1回目です。メインテナンスなのかメンテナンスなのかはさておきメインテナンスとは「正常な状態に保つこと。保守。保全」のことを言います。機械のメインテナンスとか車のメインテナンスとなどと言いますよね。歯科でも主には治療後の正常な状態になった口腔内の保守、保全を行うことを指します。メインテナンスは治療ではありません。あくまで保守保全なのです。ここは混同されて間違えやすいところですが治療じゃないんです。しかし治療後の延長線上にあるという見かたもできるので切り離すものでもないのです。ちょっと専門的な話になりますが健康保険は傷病名の付いた場合のみ適用になります。例えば歯周病と診断されたときや虫歯であると診断されたときです。診断が付かない=傷病名が付かない場合は保険適用にはなりません。歯のメインテナンスは正常な状態になった口腔内の保守保全ですので厳密に言えば傷病名は付かないはずなのです。ですので超厳密に言えば歯のメインテナンスに健康保険は使えないのです。厳密げんみつと繰り返してすみません。ブログを読んでくれている皆様に混乱が生じないように心がけておりますゆえに細かい解説をしています。

しかし昨今は保険算定の項目に「SPT」や「P重防」なるものが導入されました。SPTとはサポーティブ・ペリオドンタル・セラピーの略で歯周病安定期療法ってことになります。P重防は歯周病重症化予防治療の略になります。詳細の解説は割愛しますがどちらも保険適用でメインテナンスに類似したものが受けられるのです。繰り返しになりますが本来の意味のメインテナンスは治療ではないのですが、治療の一環としての施術としてメインテナンス的なものが可能となったのです。

保科歯科医院高輪でも自由診療でのメインテナンスと保険診療でのメインテナンスに近い施術の両方を行っております。次回メインテナンスの内容を解説したいと思います。

ではまた！

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