新・睡眠時ブラキシズム⑧
こんにちは!
保科歯科医院高輪の保科です。
10月に入りましたね。少し前に夏の甲子園の話をしていましたがもう年末の診療終了日のスケジュールを決める時期になってしまいました。日が落ちるのも早くなっていましたね。季節の変わり目、お身体のはご自愛ください。
さて本日のブログは睡眠時ブラキシズムの8回目です。今回も引き続き睡眠時ブラキシズムのネガティブな影響について解説していきます。
ネガティブな影響の一つに顎関節症があると前回解説しました。本来顎関節は左右同時に開閉運動を行いますが下顎の右または左への側方運動時には移動する側、反対側で動きの性質や範囲が異なります。例えば顎を右側へ移動する場合、右側ほ顎関節の移動範囲は狭いのに対し左側の顎関節の移動範囲は大きくなります。また左側の顎関節は右への移動だけでなく前下方へも大きく移動します。関節靱帯や筋肉の制御を受けながら顎関節は側方運動時に三次元的動かせるのです。しかし睡眠時ブラキシズムの影響により靱帯や筋肉の強張りが起こると顎関節の運動にも支障をきたしてしまいます。前回も少しの述べましたが顎関節症と言っても実際顎関節内の組織が影響しているとは限りません。周辺の筋肉や筋膜の疼痛も顎関節症に分類されるからです。睡眠時ブラキシズムの影響を受けるのはどちらかというと筋肉や筋膜の過緊張による疼痛です。長時間の過度な食いしばりによる筋収縮で血行不良になり、筋線維も乳酸等の疲労物質も放出され炎症性サイトカインの働きにより疼痛として現れます。起床時に顎周りに強張りや痛みがある人は歯ぎしりや食いしばりが強い可能性が有ります。一度歯科医院で相談されるのがいいと思います。
ではまた。
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