こんにちは！

春の暖かさが続く毎日ですね。今日２/１９(月)は雨も降っていますが寒くはないです。学生さんは春休みになっている方も多いと思います。受験生も入試が終わってきている方も多いと思います。まだこれから入試があるという方はもう少しです！がんばってください！

さて本日のブログは精密根管治療の５回目です。前回、根管洗浄について一般的な方法である次亜塩素酸ナトリウムとEDTA、オキシドールの交互洗浄について私の見解を書きました。繰り返しになりますが私は次亜塩素酸ナトリウムやEDTA、オキシドール等の薬品での洗浄は行いません。根管内は良くても歯根外の組織に悪影響を及ぼすのではないかと思っているからです。では保科歯科医院ではどのように根管内を洗浄しているのかというと「水」です水洗いを行っています。日本の水は安全ですからね。飲めますから！そして超音波発生装置を併用しての流水洗浄です。超音波を発生させることにより発泡作用(キャビテーション効果)や還流効果により根管内の汚れ等を効率よく洗い流すことができるのです。あ！超音波は振動なので怖いものではありませんからね！水でじゃぶじゃぶ洗うイメージです。超音波発生装置自体は多くの歯科医院で使っています。主に歯石の除去で使っていますね。歯石除去は経験されたことのある人は多いと思います。保科歯科医院では精密根管治療用の超音波チップを用意しているので歯石除去だけでなく精密根管治療でも高頻度で活用しています。水と超音波の併用で安全かつ根管の隅々まで洗浄を行っております。これはかなりおススメです。もし現在、根管治療中の方がいらっしゃいましたらかかりつけの歯科医院で超音波洗浄してもらえるか是非聞いてみてください！

でも水じゃ消毒効果はないんじゃない？？と疑問を持たれた方！その通りです。次亜塩素酸ナトリウムと違って水は安全ではありますが消毒効果は期待できません。

次回は保科歯科医院で行っている精密根管治療時の消毒方法を解説します。

ではまた。

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