歯ぎしり・食いしばり治療
歯ぎしり・食いしばり治療
歯がしみる、歯が摩耗してきた、顎が痛い、頭痛がひどい、肩が凝る等の症状はありませんか。原因はストレスや咬み合せの不調和による歯ぎしりや食いしばりかもしれません。
歯ぎしりや食いしばりは主に就寝時の無意識下で起こりますが起きているときでもパソコン等のデスクワーク中でも起こる人もいます。
放置するとどんどん歯が摩耗し知覚過敏症や顎関節症を発症したり全身的な筋肉のバランスを崩し頭痛・腰痛を悪化させる恐れもあります。
当院では正確な診査診断を行い咬み合せの調節やスプリント療法による改善を目指します。
主に睡眠時に歯同士をギリギリと擦り合わせている状態です。デスクワーク中やリラックス中など覚醒時でも歯ぎしりをしている人もいます。
歯や修復物が摩耗して咬み合せが不整になったり知覚過敏が悪化したりします。
歯ぎしりの音が鳴ることが多いのでご家族が気付きやすくご自身でも自覚していることが多いです。
上下の歯をギューっと噛みしめてしまう状態です。睡眠時ももちろんですが日中の活動時に無意識で食いしばっている人も多いです。歯ぎしりとは違って音がしないので気づきにくいので自覚していない人が多いです。
ストレスにより筋肉の過緊張が起こり歯ぎしり食いしばりを起こします。
無意識に適正な咬み合せの位置を顎を動かして探そうとして歯ぎしり食いしばりを起こします。
食いしばりにより常に頬や舌が歯に押し付けられることで圧痕が出来てしまいます。
歯ぎしりや食いしばりにより歯の表面のエナメル質が摩耗(咬耗)し歯の凹凸が無くなって平になってきます。また過度な力が歯に加わるとひびが入り破折することもあります。
歯ぎしりや食いしばりにより歯がすり減ったり歯の根元が欠けたりして歯のしみる部分が露出してしまいます。
歯ぎしりや食いしばりによる歯のダメージを軽減するために顎の骨が歯を守るために負担のかかる歯の周りの骨を発達させて隆起状の骨を作る現象です。
歯ぎしりや食いしばりにより歯の根元が削れる現象でくさび状欠損(アブフラクション)と言います。
歯ぎしりや食いしばりにより歯に過度の力が加わることにより、詰め物や被せ物が取れたり割れたりすることがあります。
噛む筋肉は、首や肩の筋肉と連動していますので、歯ぎしりや食いしばりにより、肩こりや頭痛が起こることもあります。
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咬み合せの診査診断
まずは咬み合せをチェックします。不整な咬み合せ、不整な歯列は歯ぎしり食いしばりの原因となります。
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咬み合せの調節
左右バランスの良い咬み合せに近づけるために咬み合せ不整部を選択的に削合し調節を行います。詰め物や被せ物に原因がある場合はそれらを新製することもあります。
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スプリント作製
スプリント治療の一種であるナイトガードというマウスピースを作製し就寝時に使用していただきます。一般的なナイトガードは単にクッション(緩衝材)としての役割しかないのですが、それでは食いしばりを余計に増悪させたり顎関節への負担が大きくなったりするおそれがあります。
当院ではスタビリゼーションという方法で左右の咬み合せのバランスを適切に構築することによって筋の過緊張をほぐし顎関節への負担も軽減させるナイトガードを作製しています。