咬み合わせ治療⑬
- 2024年6月21日
- 咬合・咬み合わせ
こんにちは!保科歯科医院高輪の保科です。今日6/18(火)は久しぶりの大雨ですね!このまま遅い梅雨に入るのでしょうかね。と言っておきながら6/21に続きを書いております。そして今日も雨です。エアコンをつけるかどうか迷う涼しさです。
東京では都知事選の候補者が50人以上だとかニュースで言っておりましたが、はたして本気で都知事を目指し真剣に東京都民のために働こうとしている人は何名ぐらいいるのかと疑問に思ってしまいます。東京都民の方には是非投票に行っていただき都民みんなで次期都知事を選びましょう!
さて本日のブログは咬み合わせ治療の続きです。咬み合わせ治療の基準となる中心位という顎の位置について何回かに分けて掘り下げていきたいと思います。中心位はその定義が時代によって異なり(変化し)現在もなお議論の的になっているのです。本来、歯科医学は自然科学の一分野であり科学である以上は定義が明確にあり、かつ誰が説明しても同じ解になる必要があります。同じ自然科学の一分野である数学や物理学で人によって解が違うということはあり得ないのです。もし違っているのだとしたら計算間違えなのです。ちなみに高校で習う数学の二次関数で「解なし」とういのが答えになることはありますが。。歯科では定義が変化したり解釈が個人で異なったりと自然科学らしからぬことが実際には多々あります。特に中心位については今も昔も議論の的となっているのです。定義付けしても顎関節の形や可動範囲は個々によって違うでやや抽象的な表現になってしまうのです。数値化できない!計算式がない!目で確認できない!経年的に変化する(かも)!など諸問題を抱えているのが中心位なのです。
次回も引き続き中心位について解説していきたいと思います。
ではまた!
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保科歯科医院