6月の雑談②
- 2024年6月14日
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こんにちは!保科歯科医院高輪の保科です。梅雨に入る前に真夏日になってしまいましたね!東京も30℃越えしております。日差しも強いので完全に8月の天気ですね。熱中症には気を付けましょう。
さて本日のブログはまた雑談です。今日は先週末に行われた日本顎咬合学会学術大会の内容をさらっと書きたいと思います。日本顎咬合学会は国内に歯科関係の学会では一番規模の大きな学会です。元もとは咬合学=咬み合わせの学問の研修会からスタートしたのですが現在ではインプラント、矯正、歯内療法、歯周治療、虫歯、審美、予防、小児歯科、接遇まで咬み合わせとは直接関係ない分やまで扱っている広域的な歯科の臨床学会です。毎年、有楽町にある東京国際フォーラムで開催されるので(コロナ禍はweb開催)私的には参加しやすいのも魅力です。土曜日、日曜日の2日間で行われますが講演会の数が多すぎて全部を聴くことはできません。自分で朝一ははコレ昼はコレ午後はコレって感じで興味のある講演会やランチョンセミナーを選んでいくのですが今年も効率よく回れなかった自分がいます。人気のある講演会は立ち見になることもありますね!特に歯科衛生士向けの講演会は人気がある気がします。けっこう満席で立ち見でした。小児歯科系も満席であきらめた講演もありました。それだけ歯科衛生士が積極的に聴講しているのがわかります。頼もしいかぎりですね。逆に咬合関連の講演は空席が目立ちました。これは悲しいことです。顎咬合学会なのに咬合の話を聞かないなんて。。そもそも咬合の講習自体が少ないのです!咬合に精通している歯科医師が減ってきているのだと実感しています。私ももちろん歯科医師ではありますが咬合学の難しさは他の分野の比ではありません。いまだに曖昧なところが多いのが咬合学なのです。曖昧なところが多い学問なので臨床ではもっと難しくなります。咬合を教えられる指導者も少ないのです。ちなみに私の所属するスタディーグループの講師は数少ない咬合を教えられる指導者のひとりです。私的には日本一咬合にこだわる先生だと思っております。話を戻しますが本来なら矯正もインプラントも歯周治療も咬み合わせを見ないといけないのです。私も含め日本の歯科医師には本当の意味での咬み合わせを治療できる人になってもらいたいですね。道は長いですけどね。なんだか顎咬合学会の話ではなくなってしまいましたね。雑談なのでおゆるしを!
ではまた。
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保科歯科医院