詰め物の材料⑬
- 2025年4月23日
- 被せ物治療
こんにちは!
保科歯科医院高輪の保科です。4/23(水)あいにくの空模様ですが涼しく働きやす気温です。物価高騰対策としてガソリンが1リッターにつき10円安くなるそうですね。車の大きさにもよりますがガソリン満タンで300~800円ぐらい安くなると思います。これは誤差ぐらいにしかなってない気がしますね。せっかくなら50円ぐらい安くしてもらいたいものですね。そうすれば物流のコストもだいぶ下がりますし普段使いの乗用車のガソリン代もお得感が出てきますよね。
さて本日のブログは詰め物の材料の13回目です。前回に引き続き間接法の特徴(メリット)について解説していきます。間接法のメリットは下記の通りです。
1.口腔外で作製するため作製操作が容易である(精密性の向上)
2.隣接面など複雑な部位の再現性が高い(精密性の向上)
3.接着面の汚染を回避できる(接着性の向上)
4.複数種類の材料から選べる(材料選択性の向上)
5.再虫歯になりにくい(衛生性の向上)
6.物性的強度が高い(耐久性の向上)
7.模型上で形態を確認できる(客観性の向上)
8.歯型を模型として保存できる(記録保存性の向上)
9.金属以外では審美性が高い(色調再現性の向上)
10.適用症例が多い(適用性の向上)
今日は10.適用症例が多いことについて解説したいと思います。間接法では白金加金、ジルコニア、ガラスセラミックス、金銀パラジウム合金、硬質レジン等々、詰め物の材料のバリエーションが豊富にあります。虫歯のサイズ、部位や咬み合わせ時の力のかかり具合などで最適解が違ってきますので歯科医師と患者さんで相談して最良の材料を選択することができます。このバリエーションの豊富さがどんな症例においてもどれかしら適用することができる所以なのです。逆にいうと直接法はコンポジットレジン一択となってしまうので(グラスアイオノマーセメントも稀に使用はしますが)どんな症例でのOKというわけにはいかないのです。保科歯科医院高輪では大臼歯には白金加金系またはジルコニア小臼歯には白金加金またはジルコニア、ガラスセラミックスとしています。審美修復ならガラスセラミックス、適合性と耐久性重視なら白金加金、その中間ならジルコニアが良いと患者さんにはお伝えしています。
ではまた!
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