詰め物の材料⑪|品川、高輪台の歯医者|保科歯科医院|矯正歯科、噛み合わせ

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詰め物の材料⑪|品川、高輪台の歯医者|保科歯科医院|矯正歯科、噛み合わせ

詰め物の材料⑪

こんにちは!

保科歯科医院高輪の保科です。4/14(月)桜も葉桜となって見頃が過ぎてしまいました。季節も梅雨に向かっていく時期です。私個人としては花粉症が落ち着くので過ごしやすくはなるのですけどね。皆様はいかがお過ごしでしょうか。

さて本日のブログは詰め物の材料の11回目です。前回に引き続き間接法の特徴(メリット)について解説していきます。間接法のメリットは下記の通りです。

1.口腔外で作製するため作製操作が容易である(精密性の向上)

2.隣接面など複雑な部位の再現性が高い(精密性の向上)

3.接着面の汚染を回避できる(接着性の向上)

4.複数種類の材料から選べる(材料選択性の向上)

5.再虫歯になりにくい(衛生性の向上)

6.物性的強度が高い(耐久性の向上)

7.模型上で形態を確認できる(客観性の向上)

8.歯型を模型として保存できる(記録保存性の向上)

9.金属以外では審美性が高い(色調再現性の向上)

10.適用症例が多い(適用性の向上)

今日は8.歯型を模型として保存できることについて解説していきます。直接法コンポジットレジン修復は歯型採りという工程がありません。口腔内で直接詰め物をしますので歯型採りが必要ないのです。逆に間接法ではデジタルにしろアナログにしろ歯型採りが必要になります。歯型を採ってその歯型に石膏を流して石膏模型を作製して石膏模型上で詰め物を作製するのです。ですので詰め物を口腔内に装着した後も歯型は石膏模型として残るのです。詰め物装着後に石膏模型を使うことは基本的にはないのですが記録として保存できるという利点があります。私は後学のために(というか自分が削った歯の確認のために)全ての模型を保存しています。法律的に保存義務もありますしね。カルテやレントゲン写真などと同じく模型も記録として保存することで治療した箇所をいつでも確認ができるのが模型保存の利点であると言えます。

ではまた!

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