生活歯の治療⑩
- 2025年2月17日
- 虫歯と歯周病
こんにちは!
保科歯科医院高輪の保科です。
2/17(月)です。週末の東京は暖かかったですね。過ごしやすくてよかったです。明日からまた寒くなるようですので寒暖差での体調不良にお気を付けください。
さて本日のブログは生活歯の治療の10回目です。今回は保科歯科医院高輪でのMTAセメントを使用した直接覆髄法の術式、手順について解説します。復習になりますが直接覆髄法とは生活歯での露髄面を覆髄剤(MTAセメントやMMA系レジンセメントなど)を使用して被覆し歯髄を温存する治療法のことです。保科歯科医院高輪での直接覆髄法の術式は下記の通りです。
1.歯髄診査(電気診、冷反応試験、切削診):治療に入る前段階の診査です。生活歯であることを確認して おく必要があります。失活歯は直接覆髄法の適用ではありません。
2.浸潤麻酔:生活歯の治療は麻酔が必須になります。麻酔を効かせて無痛状態で治療を行います。体調等により麻酔が奏効しない場合には日を改めることもあります。
3.虫歯の除去:虫歯は残らず全て除去します。虫歯のとり残しがあると後々歯髄が失活してしまう恐れがあります。齲蝕検知液を使いながら完全に除去する必要があります。
4.隔壁作成:理想的には露髄するかしないかのギリギリのところで隔壁(汚染防護用の壁)をレジン系材料で作成し露髄面の汚染を予防します。露髄後に作成することもあります。また覆髄時のMTAセメントの受け皿としての用途もあります。
5.ラバーダム防湿:唾液による露髄部の汚染防止、術野明示を目的としてラバーダムというゴム製のマスクをかけます。ラバーダム防湿も理想的には露髄する前に行いたいところですが状況により露髄後にすることもあります。
6.露髄確認:隔壁作成、ラバーダム防湿が完了したら露髄部を明示、確認し歯髄の状態を観察します。拍動性の出血があったり逆に出血がなく乾燥した歯髄になっているときは正常歯髄でない場合があり直接覆髄法の適用から外れる可能性があるからです。
7.洗浄
8.覆髄
9.養生
10.仮封
7洗浄~10仮封までは次回解説したいと思います。
ではまた!
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