歯髄温存療法③
- 2024年8月23日
- 虫歯治療
こんにちは!
保科歯科医院高輪の保科です。
本日8/23(金)は甲子園の決勝戦です。関東第一(東東京)vs京都国際(京都)です。西東京代表の早稲田実業が決勝トーナメントまで行けなかったので関東第一を応援しております。といっても関東第一のことは詳しくはないんですけどね、甲子園の時期だけ高校野球に興味がでるモグリです。ブログを書いている現時点では0-0の同点です。どちらが勝っても出場した選手やサポートした周囲の人にとっては最高の夏になると確信しております。
さて本日のブログは歯髄温存療法の3回目です。今回は神経の診査診断について解説したいと思います。虫歯になって歯に黒い穴が開いてレントゲンを撮ってみたら虫歯が奥で進行していた。。なんてことになったことがある人も多いのではないでしょうか。虫歯が進行すると通常は痛みが出てきます。誘発痛と呼ばれる熱いものや冷たいものの刺激、咬むと痛いなどの咬合痛、自発痛と呼ばれる何もしていなくてもズキズキ痛いなど痛みの症状は様々ですが神経が生きている歯は深い虫歯で痛みます。しかし虫歯は深いのに痛みがないってこともあるのです。単に痛みに強い人ってこともありますが場合によっては神経が死んでしまっていることもあるのです。神経が死んでしまうと虫歯での痛みはありません。誤解しやすいところですが神経が死んでいても歯の周囲が痛くなることはあります。歯自体は神経が死んで痛くなくても歯周組織はには神経を持つ組織が含まれていますからね。歯が痛いのか歯周組織が痛いのか診断が大切になります。
ざっくりではありますが冷たい空気を吹きかけて痛みがある歯は神経が生きている歯です。ですが冷たい空気で痛くないからといって神経が死んでいるとは言えません。知覚過敏症でない限り冷たい空気ぐらいじゃ歯は痛くないですよね。痛くないけど神経が生きているのか死んでいるのか判断しないと治療はできません。生きているか死んでいるかで病名も変わります。病名が変わるということは治療内容が変わるということです。それが診断です。
保科歯科医院高輪では神経の診査はダブルチェックにしています。
1歯髄電気診
2冷反応試験(コールドテスト)
この2つです。
次回のブログで詳しく解説したいと思います。
あ!ブログが書き終わる前に甲子園の決勝戦が終わっていました。京都国際高校が初優勝したそうです。おめでとうございます!東京都民の私としては東京勢に優勝してほしかったですが勝負事なのでしかたありません。でも初優勝というのもおめでたいことです!京都国際高校の選手および関係者の皆さん改めておめでとうございます!
ではまた!
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