歯髄温存療法②|品川、高輪台の歯医者|保科歯科医院|矯正歯科、噛み合わせ

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歯髄温存療法②|品川、高輪台の歯医者|保科歯科医院|矯正歯科、噛み合わせ

歯髄温存療法②

こんにちは!

保科歯科医院高輪の保科です。8月も下旬となりました。日中はまだまだ暑いですが夜は少しずつ涼しくなってきましたね。秋に近づいてきている感が既にありますね。今年の夏は学会やセミナーに参加することが多く休日にゆっくりすることができなかったので秋の休日は温泉にでも行ってのんびり過ごしたいですね。

さて本日のブログは歯髄温存療法の2回目です。おさらいになりますが歯髄とは歯の神経のことです。歯髄温存療法とは広義には歯の神経を生かしたまま治療することです。狭義にでは抜髄の適用になりそうな歯であっても抜髄せず覆髄で対応するということです。狭義に関しては後日ブログで解説したいと思います。

前回のブログで保科歯科医院高輪では治療にエアタービンは使わないと言いました。エアタービンが歯髄キラーであることを習っているからです。ではエアタービンの代わりに何を使用しているのかというと「5倍速マイクロモーター」を使用しています。通称は5倍速コントラといいます。コントラとはコントラアングルハンドピースの略で口腔内で歯を削りやすい角度のついたハンドピースのことです。エアタービンも細かくいうとコントラアングルハンドピースなのですがなぜかタービンと略され、5倍速コントラと区別されています。5倍速コントラがあるってことは5倍速じゃないコントラもあるってことです。これを等速コントラと言います。分かりやすく言うと等速コントラの5倍速く回転させることができるのが5倍速コントラです。5倍速コントラは回転数を調節できるので私は15万回転で仕事をしています。50万回転のエアタービンの66%引きの回転数です。66%引きって聞くとかなりお得に感じるのではないでしょうか。これは紛れもなく歯髄に対してもお得なのです!歯髄に優しい回転数なのです。そんなに割引いて効率は落ちないのか??と思いますよね、はい超高速のエアータービンと比べると研削効率は落ちます。なので保科歯科医院高輪では1回の治療時間を長く設定し時間的効率よりも歯髄に対する優しさを重視しております。ほとんどの歯科医院に5倍速コントラはありますので皆様も治療する際にはかかりつけ医に5倍速コントラを使用してもらえるように聞いてみてください。

ではまた!

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