歯内療法㉑|品川、高輪台の歯医者|保科歯科医院|矯正歯科、噛み合わせ

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歯内療法㉑

こんにちは!

保科歯科医院高輪の保科です。今日は9/12(金)です。昨日の東京は凄まじい豪雨でしたね。短時間ではありましたがまさにバケツをひっくり返したような雨でした。高輪や白金も警報がずっと出ていました。保科歯科医院高輪は休診でしたので影響はありませんでしたが皆様はいかがでしたでしょうか。

さて本日のブログは歯内療法の21回目です。前回の続きで根管形成の3要素について解説します。

根管形成の3要素

・肉眼治療

・近心(頬側)操作

・直線形成

前回、近心頬側壁を削り落とすことが重要だと解説しましたね。これは「近心(頬側)操作」にも関係してくるのです。歯内療法に限らず歯科治療は近心からしかアプローチができません。近心=前歯側からしか手が入れられないのです。模型上では遠心からでも下からでも上からでもどこからでも自由自在ですが、臨床ではそうはいきません。当たり前の話ではあるのですが重要なことです。さらに多くの場合は頬側からのアプローチになります。なので近心(頬側)操作です。近心頬側からの操作を容易するためにの形成が求められるということです。私もこの意識がないころには咬合面の中央部のみを削って髄質へアプローチをしていました。始めの一手としてはそれでいいのですがそのままの状態で根管にファイルを挿入しても多くの場合、根管口=入口付近でファイルが進まなくなります。また前歯や小臼歯で仮に先までファイルが進んだとしても根管内壁の削り落とすべき歯質にアプローチできません。肉眼治療が出来ていないのと近心頬側操作の意識が無いからです。これでは治療の予後も期待できません。一か八かの治療になってしまいます。ですので天蓋の除去が完了したらすぐさま近心頬側壁を削り落とす作業に入らなくてはならないのです。近心頬側壁を落とすことで見え方が改善するだけでなくファイル操作もしやすくなるのです。近心頬側壁がまさに障壁になっているわけですから。

ではまた!

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