歯内療法⑯|品川、高輪台の歯医者|保科歯科医院|矯正歯科、噛み合わせ

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歯内療法⑯|品川、高輪台の歯医者|保科歯科医院|矯正歯科、噛み合わせ

歯内療法⑯

こんにちは!

保科歯科医院高輪の保科です。2025年夏の甲子園の決勝戦に西東京代表の日大三高が挑みます!相手は沖縄尚学です。両校とも良い試合を期待してます。

さて本日のブログは歯内療法の16回目になります。前回に続き失活歯の歯内療法の適応症例について解説していきます。下記のケースが保科歯科医院高輪で根管治療となります。

1.未根管治療歯であるが失活歯

2.根尖病変または根分岐部病変を認める既根管処置歯

3.根尖病変はなが二次齲蝕を認める既根管処置歯

今日は2.根尖病変または根分岐部病変を認める既根管処置歯についてです。簡単に言うと病変=再感染があるから再感染根管治療が必要だよねってことです。リエンドやリトリートメントと言います。歯内療法のなかでこの再感染根管治療が一番難しいです。正直言って私はやりたくありません。というかどの歯科医師もやりたくないと思います。イニシャルトリートメントとの違い病変が存在しているのと根管充填が既にされているところです。ちなみに私が行うのは根管充塞で他の歯科医師が行ったのた根管充填と呼んで区別しています。この話はまた別の機会にします。根尖や根分岐部に病変があるということはイニシャルトリートメントを失敗してしまったということです。失敗には様々な要因が考えられますが一番大切な要因は根管形成の不備と咬合です。咬合の話も以前のブログを確認していただければと思います。根管形成の不備により感染歯質のとり残し、根管に逸脱、パーフォレーション、ファイルの破折、洗浄不足、根管充填の不備等さまざまな問題が生じてしまいます。しかもどれか一つというわけではなく最悪全て生じます。このリカバリーが大変なんです。上手いことリカバリーできないこともあるのです。当然リカバリーできなければ予後は悪くなるので抜歯になる未来が待っているのです。患者さん的にも術者的にも不幸な結末です。

なので、いかにリエンドにならない歯内療法するかがとても大切なんです。そしていかに生活歯のまま治療するかが大切なんです。

ではまた!

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