歯内療法①|品川、高輪台の歯医者|保科歯科医院|矯正歯科、噛み合わせ

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歯内療法①|品川、高輪台の歯医者|保科歯科医院|矯正歯科、噛み合わせ

歯内療法①

こんにちは!

保科歯科医院高輪の保科です。蒸し暑い日が続きついにクーラーを稼働させ始めました。近年は5月中にクーラーが必要になりますね。私が子どものころは7月になってやっとクーラーがついてた気がします。とういか小学校の教室にはエアコンがありませんでした。夏休みがあるから8月に授業ということはないのですが、7月や9月の体育の後の授業は暑過ぎましたね。。下敷きを内輪代わりに扇ぎながら授業を受けていました。35年前はまだ今ほど温暖化が深刻ではなかった時代でしたからね。

さて本日のブログは歯内療法の1回目です。過去には精密根管治療や生活歯の治療など歯内療法にまつわるブログは何度か書いていますのでご参考までに過去ブログも読んでみてください。今回からの歯内療法シリーズも過去ブログ達とベースは一緒なのですが切り口を変えながら書きたいと思います。少しマニアックなブログにしていこうかと思いますので、歯科医師や歯科関係者向けの内容も含みます。分かりづらい部分は読み飛ばしてくださいね。

歯内療法は読んで字のごとくではありますが歯の内部の治療のことです。広義では咬み合わせなどの外力による亀裂や破折、歯髄の炎症や象牙質知覚過敏、虫歯に起因する歯髄の炎症、歯周病由来の歯髄の炎症、歯根尖端の病変や病巣など歯髄にまつわる諸々の疾患全般の治療を指します。特に歯根内にある歯髄の部屋である根管内の治療=根管治療を歯内療法ということが多いです。勘違いされやすのですが根管治療だけが歯内療法ではありません。咬み合わせ治療だって歯内療法の一部なのです。え!?咬み合わせ治療って補綴(ホテツ)治療じゃないの??って思うかもしれませんが、ここは地続きで繋がっている治療なので完全に何処かで分けることはできないのです。矯正治療やインプラント治療、義歯治療は歯内療法ではありません。歯髄の疾患とは無関係ですので。歯学部に通う学生さんも勘違いしがちです。歯内療法の授業では根管治療の話がメインになってくるので実習も根管治療がメインです。でも歯科医師になって数年経つと何となく言わんとしていることが分かってきます。歯髄の炎症が何に起因しているのか、治療は何をすればよいのか、抜髄すれば完治するのかなど実際に臨床を経験しないと分からないものです。

次回から臨床の場で考えるべき歯髄の炎症にまつわる疾患を臨床家目線で解説していきます。

ではまた!

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