歯並びを整える治療⑮
- 2024年12月27日
- 咬合・咬み合わせ
こんにちは!
保科歯科医院高輪の保科です。
12/27(金)です。クリスマスが終わって街中がクリスマスツリーから門松やしめ縄に変わりました。早い人では今日が仕事納めですよね。保科歯科医院高輪は28日(土)の16時まで診療をしております。おかげさまで御予約を多くいただいておりますので朝10時の予約以外は埋まってしまっております。お悩みがある方は早めの御予約をお願い致します。
さて本日のブログは歯並びを整える治療の15回目です。前回までは成人ワイヤー矯正の特徴について解説しました。今日はどんな人が歯列矯正治療をするべきかの話をしたいと思います。
歯列矯正治療をするべき歯並び咬み合わせは下記の通りです。
1.上顎前突(出っ歯)
2.下顎前突(受け口)
3.開口(オープンバイト)
4.鋏状咬合(臼歯部の頬側傾斜&舌側傾斜)
5.前歯部叢生・捻転(前歯部重なり合い)
6.異所萌出(八重歯)
7.正中離開・空隙歯列(すきっ歯)
8.顎変形症
代表的なものとしては上記の8つです。一つひとつ解説していきます。1.上顎前突とは読んで字のごとくではあるのですが上の顎が前に突出している形態です。歯だけが突出しているケースと顎骨が骨格的に突出しているケースの2パターンがあります。いわゆる出っ歯です。専門的にはアングルの分類でⅡ級というのですがここではアングルの分類は割愛します。ちなみにアングルとは人の名前です。理想的な前歯の位置は上の前歯の切端が下の前歯切端より2~3㎜前に位置し、かつ2~3㎜屋根のように重なってくる位置です。なので上の前歯が下の前歯より3㎜以上前にある場合は上顎前突と診断されます。そして3㎜以上重なってくる場合には過蓋咬合と診断されます。上顎前突かつ過蓋咬合ってケースもよくあります。また上顎前突の分け方として上顎の過成長の場合と下顎の劣成長の場合があります。これも読んで字のごとくですが上の顎が過剰に成長したケースと下の顎の成長が少なかったケースです。どちらも遺伝的な要因が大きいですが全身的な疾患が原因となることもあります。前歯が出ているのが気になる方は一度歯並びの検査してみるといいと思います。
ではまた!
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