歯並びを整える治療⑩
- 2024年12月10日
- 咬合・咬み合わせ
こんにちは!
保科歯科医院高輪の保科です。
先週末は大学時代の友人4人で忘年会をしてきました。年に数回会っているメンバーなので近況もよくわかってはいるのですが生存確認ではありませんがときどき直接会うことの大切さを感じています。100人位いた大学の同級生で現在でも交流があるのはほんの数名です。さみしいものですがそれぞれの生活があるのでしかたないですね。ラインやインスタグラムなどSNSでの繋がりがあれば会わなくても交流はできる現代ですが直接会って時間を共有するのもたまにはいいのではないでしょうか。
さて本日のブログは歯並びを整える治療の10回目です。ケンラインの解説の続きとなります。
ケンラインの特徴は下記の通りです。
1.前歯部のみの歯列矯正
2.抜歯しない歯列矯正
3.治療期間が短い
4.費用が安い
5.奥歯の咬み合わせの変化がない
まずはなんと言っても前歯部のみの部分矯正治療ということです。奥歯は動かしませんので奥歯の咬み合わせを変化させず自然なままに保って審美領域である前歯部の歯列だけをキレイに並べます。「前歯が離開してすきっ歯になっている」「下の前歯がガチャガチャになっている」「1本だけ内側に向かって生えている」など前歯のみの歯並び改善ができるのが第一の特徴です。
次に抜歯をしないで歯並びを整える治療を行うのがケンラインの特徴です。ディスキングと言って歯間をコンマ数ミリずつ削ってスペースを作りそのスペースを利用して歯並びを整えます。あたりまえではありますが抜歯をすると歯の本数が減ります。もちろん抜歯せざるを得ない状況もありますので絶対に抜歯が悪いというわけではありませんが、できる限り抜歯は回避したいものです。ましてや歯列矯正治療のために便宜的に抜歯をするというのは極力避けたいですよね。逆に抜歯が必要なケースではケンラインは非適用になってきますのでインビザラインやワイヤー矯正を選択することになります。
そして治療期間が短く費用が安いのもケンラインの大切な特徴です。前歯部のみの歯列矯正のため奥歯は動かさないのでその分だけ治療期間は短くなります。早い方で数週間、長くても数か月程度です。そしてインビザラインと比較するとケンラインの費用は約半額です。これも部分矯正のアライナーだからこその特徴です。
現在、保科歯科医院高輪では前歯部だけの矯正の需要が高まっています。全顎的な歯列矯正治療に抵抗がある人や抜歯をしないで歯並びを整えたい人、短期間で審美性の高い歯並びを希望される人が増えているんだと思います。ケンラインはそんな希望を叶えることができるマウスピース矯正です。
ではまた!
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