歯並びを整える治療⑧
- 2024年11月26日
- 咬合・咬み合わせ
こんにちは!
保科歯科医院高輪の保科です。
11/26(火)です。クリスマスまであと1か月ですね!保科歯科医院高輪の院内はシンプルイズベストを目指しているのでクリスマスの装飾等はぜんぜんしていません。ハロウィンやお正月の装飾もしないので1年を通して季節感はあまり感じない歯科医院となっております。それがいいのです。外に出れば街の季節感は味わえますからね。
さて本日のブログは歯並びを整える治療の8回目です。前回から歯列矯正治療について解説をはじめたところでしたね。
おさらいですが歯列矯正治療にはいくつか分けかたがあります。
・スタートする年齢で分ける。
1.小児矯正
2.成人矯正
・矯正装置で分ける。
1.ワイヤー矯正(ブラケット矯正)
2.マウスピース矯正(アライナー矯正)
その他にも抜歯が必要か否か、外科処置が必要か否かなどに分類することはできるのですが今回は割愛します。
今日はまず成人のマウスピース矯正について解説します。近年は従来型のワイヤー矯正を上回る勢いでマウスピース矯正が歯並び治療の主流になってきています。以前は適用症例が限られていて特に奥歯の後ろ方向への移動はマウスピース矯正では出来ないと言われていました。現在では奥歯の後ろ方向の移動も可能になり、というよりワイヤー矯正よりマウスピース矯正の方が得意となっているようです。抜歯が必要なケースから前歯の軽い離開など幅広い症例でマウスピース矯正が用いられています。日本におけるマウスピース矯正の歴史はまだ浅くインビザラインが2006年に日本上陸したのが始まりです。現在は数十メーカーからマウスピース矯正装置が販売されています。
保科歯科医院高輪ではマウスピース矯正の源流であり王道でもあるインビザラインと前歯部矯正専用のケンラインの2メーカーを導入しております。インビザラインに関しては多くの方がご存じかもしれませんがマウスピース矯正の先駆け的な存在でありほとんどどんな症例にも対応できるオールマイティーなマウスピース矯正です。日本を含め世界シェア№1のメーカーです。勤務医時代に初めてマウスピース矯正を知ったのもインビザラインでした。歴史と世界シェアがあるのでトラブルシューティングもバックアップ体制も優れています。担当の営業の方もいつも丁寧にこちらの質問に答えてくれます。しかも迅速なので疑問が当日に解決します。ただしデメリットも存在します。マウスピースの作製を海外で行っているためオンライン上の発注のやり取りが若干煩雑となる。印象採得という歯型採りに使用するトレーがメーカー指定の既製のものとなるため自由度が低い。他メーカーと比べコストが高い。といったところです。患者さんからみると(コスト以外は)あまり影響はないのですけどね。今後もさらにシェアを広げるであろうメーカーですし保科歯科医院高輪でもマウスピース矯正の第一選択はインビザラインとなります。
ではまた!
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保科歯科医院