歯並びを整える治療②
- 2024年11月1日
- 咬合・咬み合わせ
こんにちは!
保科歯科医院高輪の保科です。
最近、このブログを読んで初診来院される方が増えてきました。特に読まれているいるのが根管治療や歯ぎしり食いしばりのブログのようです。このブログが情報源として少しでも皆様のお役にたっているのなら大変喜ばしいことです。文才がなく構文的にもおかしな部分もたまにありますが、なるべくわかりやすくサラッと読めるよう今後も工夫してまいります。引き続きよろしくお願いいたします。
さて本日のブログは歯並び治療の2回目です。前回も書きましたが私が考える歯並びの善し悪しに影響することがらは下記の通りです。
1.咬み合わせ
2.虫歯
3.歯周病
4.顎関節症
5.歯ぎしり食いしばり
6.審美性
7.歯の生存率
8.全身への影響
今日は2.虫歯と3.歯周病への影響について解説します。歯並びの良し悪しを単に審美性だけの問題だと考えてしまう人もいるかもしれません。もちろん審美性への影響は大きいですので無視できませんが虫歯や歯周病への影響も認識しておく必要があります。虫歯も歯周病も細菌の塊である「プラーク」が原因で起こる細菌感染症です。感染症と聞くと新型コロナやインフルエンザ、O-157などを思い浮かべがちですが虫歯や歯周病もれっきとした感染症なのです。歯並びが悪いと歯ブラシが届かない箇所が出てきます。特に叢生といって歯と歯が重なり合ってしまうところは要注意です。フロスや洗口液を併用してケアしていただきたいと思いますがそれでも磨き残し箇所は存在してしまいます。磨き残しがあるということはプラークが停滞してしまうということです。そこに虫歯菌には糖質、歯周病菌にはタンパク質が運ばれてきてしまうと。。虫歯、歯周病は一気に悪化してしまいます。そして厄介なことに叢生部分は治療も困難になるということです。如何せん重なっていますのでピンポイントでの治療がしにくいのです。虫歯や歯周病にならないようにメインテナンスすることが大前提ではありますが歯並びを整えることも実は虫歯歯周病の予防の一環なのです!
ではまた!
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保科歯科医院