歯のメインテナンス④
- 2025年3月3日
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こんにちは!
保科歯科医院高輪の保科です。
3/3(月)です。ついに三月に入ってしまいました。花粉も本格的に飛び始めていますね。私も日曜日から鼻がムズムズしだしています。さて先の土日は研修会で千葉県の館山まで行ってきました。館山には今回が初めの訪れになります。ノスタルジックな街並みとレトロな飲食店が印象的な街でした。研修会は先輩のクリニック内で開催されたのでクリニック見学もさせていただきました。参考になるもの勉強になることが満載の充実した研修会でした。
さて本日のブログは歯のメインテナンスの4回目です。メインテナンス編の最終回です。何故、歯のメインテナンスが必要なのかについて解説したいと思います。復習になりますがメインテナンスとは「口腔内を正常な状態に保つこと。保守。保全」のことです。似たような言葉に予防歯科というものがあります。予防とは病を予め防ぐということですので定義は多少違いますが実際にはメインテナンスと同義で使われることもあります。またメインテナンスと予防はやることはほとんど重複していますので線引きはできないと思っています。但しクリニックにより考え方が違うのでかかりつけの歯科医院で伺ってみてくださいね。保科歯科医院高輪では治療の先にメインテナンスがあり予防のためにメインテナンスがあると考えています。虫歯治療や歯周病がひとまず完了したらそこからは再発防止のためのメインテナンスに入ります。治療は治れば終わりですがメインテナンスは死ぬまで続くのです。メインテナンスを疎かにしてしまうと虫歯も歯周病も高確率で再発します。とくにインプラント治療や義歯治療、ブリッジ治療をされた方はメインテナンス無しでは長期の安定はムリです。数年でインプラントも義歯もダメになります。考えてみてください!例外はあるにせよ多くの場合、虫歯や歯周病の進行を止められなくてまたは治療が上手くいかなくてインプラントや義歯、ブリッジを選択せざるを得なかったのでなないでしょうか。その原因は何でしょうか。答えは細菌感染と咬合力そして外傷です。歯科で歯を失う原因はこれしかないのです(先天性の疾患は除く)。外傷は交通事故や転倒などメインテナンスとは無関係に起こるためスポーツマウスピースの着用ぐらいしか防ぎようがありません。メインテナンスで重要なのは細菌と咬合力のコントロールなのです。このコントロールを3~4か月に一度検査し記録し前回と比較しクリーニングを含むメインテナンスをおこなうことで達成させるのです。メインテナンスは治療ではないため軽んじかれてしまうことが多いのですが定期的なメインテナンスが生活の質を向上させることは間違いありません。このブログを読んでくださっている皆様も歯のメインテナンスは怠らないようにお願いいたします。
ではまた!
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