歯のメインテナンス③
- 2025年2月22日
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こんにちは!
保科歯科医院高輪の保科です。
2/22(土)です。今日から三連休の方も多いのではないでしょうか。寒波がピークとなっています。特に北国へお出かけの際はお気を付けください。雪が多すぎてクローズしているスキー場まであるそうですね。
さて本日のブログは歯のメインテナンスの3回目です。前回は保科歯科医院高輪で行っているメインテナンスの流れを11項目列挙しました。本日はその詳細です。
保科歯科医院高輪でのメインテナンスの流れは下記の通りです。
1.問診:義歯の不具合や歯の痛み、口内炎など口腔内のお悩みを聞き取りします。ここで優先すべき治療がある場合はメンテナンスでなく治療に入ることもあります。
2.治療済み部位の確認:前回までに治療した部位が正常な状態を保っているか、咬み合わせは適正かなど過去の治療歴がある歯の確認を行います。
3.虫歯の確認:全顎的に再虫歯や新たな虫歯が発生していないか、また経過観察している場所があれば虫歯の進行状態などを確認します。
4.歯周病の確認:歯周ポケットの測定、プラークコントロールの測定、動揺度の測定を行い歯周病の進行状態を確認します。
5.口腔内写真撮影:口腔内の現在と過去、現在と未来の比較ができるように記録のための口腔内写真を多方向から撮影します。
6.プラークの染め出し:患者さんにプラークの付着状態を視覚的に認識してもらうために染め出し液を歯面に塗布しプラークの染め出しを行います。この項目は自由診療でのメインテナンス時に限ります。
7.クリーニング:超音波スケーラーやポリッシングブラシ、デンタルフロス、洗口液(マウスウォッシュ)など数種類の歯面清掃グッズを使用し口腔内の隅ずみまでクリーニングを行います。
8.フッ化物歯面塗布:虫歯予防に効果が高いフッ化物ジェルを清潔な歯面に塗布していきます。但し保険内クリーニングの場合には適用が限定されます。
9.フィードバック:各種検査結果とクリーニング時の状態を患者さんにフィードバックします。フィードバックがないと患者さんは自分の口腔内の状態が良いのか悪いのか虫歯があるのか無いのかなど分かりませんからね。
10.口腔内全体再確認:フィードバックを行った者とは別の者が再度口腔内を確認します。ダブルチェックです。違った目線が確認することによって見逃しを防げます。患者さんは毎日メインテナンスで来院されるわけではないので来院時に極力見逃しが無いように努めています。
11.次回メインテナンス時期の提案:メインテナンスの時期は一律ではありません。患者さんの口腔内状態によって一人ひとり違ってくるのです。例えば矯正装置が装着されている方、インプラント治療をされた方、義歯を使用している方、顎関節症の経過観察をしている方などはメインテナンスの間隔を短くすることがあります。逆に虫歯や歯周病が一切ない方は間隔を長くします。同じ人でもプラークコントロールが良好になってきたらメインテナンスの間隔を調節したりします。カスタムメイドのメインテナンススケジュールってとこですね。
ではまた!
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