審美歯科治療③
- 2024年3月26日
- 審美歯科
こんにちは!
ドジャースの大谷翔平選手の通訳の人が大谷選手の銀行口座から不正に違法賭博の胴元に送金するという事件が世間を騒がせていますね。日本円にして6億円だとか。。メジャーリーグを含めプロ野球にはあまり詳しくないので詳細はわかりませんが、信頼する身近なスタッフに窃盗というか裏切られた大谷選手の精神状態が心配ですよね。本業である野球に集中できないのではないかと思います。大谷選手ほどの大物にも大物なりの悩みがあるんですね。悩んでいるかどうかは勝手な憶測ですが。通訳の人も本業を地道に頑張っていればよかったのに。かなりの高収入だったようだし、顔や名前も売れてきていたし勿体ないですね。メンタル的に闇があったんでしょうかね。
さて今日のブログは審美歯科治療の3回目です。前回は保科歯科医院におけるプロケアクリーニングについて解説しました。今回はホワイトニングについて書きたいと思います。そもそもホワイトニングとは「白くする」ってことなのですが、日本では歯のブリーチをホワイトニングと呼ぶことが多いですよね。本来はセラミックスやジルコア治療、コンポジットレジンなどの白めのプラスチックの修復治療もホワイトニングなんです。ここでは皆さんに馴染みのある使い方として歯をブリーチすることをホワイトニングと呼んで扱っていきます。本ブログではブリーチと言ったりホワイトニングと言ったり色々なのでブログを読んでくださる皆さんには読みづらい思いをさせるかもしれませんがご了承くださいませ。ホワイトニングは大きく分けて2種類あります。
➀オフィスホワイトニング
②ホームホワイトニング
です。➀オフィスホワイトニングは歯科医院内で行うホワイトニングで②ホームホワイトニングは自宅で行うセルフホワイトニングです。その他にもウオーキングブリーチという神経が死んで変色した歯を脱色して白くするホワイトニングもありますが、上記の2つと比べると圧倒的にマイナーです。
まずはオフィスホワイトニングについてです。これが一番メジャーなのかもしれませんね。歯科医院で薬剤を歯面に塗布して光を照射して脱色させるタイプです。薬剤は高濃度の過酸化水素です!理科の実験で使ったオキシドールの濃度の濃いやつってイメージするといいかもしれません。脱色効果が高く指に付くと火傷するほどです。なので医療機関でしか扱ってはならない薬剤です。美容院で髪をブリーチのも過酸化水素です。ですが濃度は低いと思います。髪の毛なら低濃度でも脱色できますからね。保科歯科医院では施術前に口腔内の写真を撮ります。施術前の歯の色と明るさを記録しておくためです。そして歯面のクリーニングを行います。歯の汚れがホワイトニング剤の効果を阻害してしまうからですね。しかも歯磨剤には敢えてフッ素無配合のものを使用します。フッ素は虫歯予防に効果的で多くの歯磨剤に含有しているのですが、歯面をコーティングしてしまうのでホワイトニング剤を歯面への浸透を阻害してしまいます。ホワイトニング剤の効果を最大限に発揮させるためには術前のクリーニングをフッ素無配合の歯磨剤を併用して行う必要があるのです。そしてクリーニング後に歯肉にホワイトニング剤が付着しないようにホワイトニング専用のコーキング剤を塗布して歯肉保護を行います。歯肉は粘膜ですので誤ってホワイトニング剤が付いてしまうと化学的な火傷を負ってしまいます。細心の注意を払う必要があります。
次回もホワイトニングの続きを書いていきたいと思います。
ではまた。
〒108-0074 東京都港区高輪3-7-8西町ビル3階A
℡03-5422-7322
保科歯科医院