こんにちは！

保科歯科医院高輪の保科です。

連休が明けて急に涼しくなりましたね。夜は肌寒いくらいです。季節の変わり目は体調を崩しやすくなりますので皆さまもお気を付けください。

さて本日のブログは審美ホワイトニングの2回目になります。保科歯科医院高輪で行っているホワイトニングは下記の3種類になります。

1オフィスホワイトニング

2ホームホワイトニング

3デュアルホワイトニング

です。前回の復習ですがオフィスホワイトニングは歯科医院内で歯科医師・歯科衛生士が行うホワイトニング、ホームホワイトニングは患者さんが自宅で行うホワイトニング、デュアルホワイトニングはオフィスホワイトニングとホームホワイトニングの併用です。

今日はオフィスホワイトニングについて解説していきます。先述した通りオフィスホワイトニングは歯科医院内で有資格者が施術するホワイトニングです。歯科医師または歯科衛生士しか施術を行ってはいけないのです。ホームホワイトニングやホワイトニング専門サロンとの決定的な違いはここにあります。使用できる薬剤が違うのです。オフィスホワイトニングでは過酸化水素という薬剤を使用できます。過酸化水素はホワイトニング効果は非常に高いのですが化学火傷など取扱いにかなり注意が必要です。歯肉や口唇に触れると少量でもただれて強い痛みもでます。まさに火傷です。保存方法や施術方法にも注意が必要なため使用できる者や場所が限定されているのです。

過酸化水素でのホワイトニングの機序は過酸化水素内の酸素分子と水素分子がOH基のフリーラジカルとなりこのフリーラジカルが歯面の色素を細かく分解して漂白するのです。漂白の過程で水分も抜いてしまうので一時的に歯面から水分がなくなり、施術直後はくすんだマットな白さになります。歯面の水分は唾液など口腔内の水分が補ってくれるのでしばらくするとくすんだマット感もなくなってきます。フリーラジカルは薬剤の化学的反応で起こりますが反応を促進するために波長470㎚前後の光照射を行う製品がほとんどです。ホワイトニングの経験がある方はLEDライトを当てていたことがある方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

次回は保科歯科医院高輪で使用しているオフィスホワイトニング剤について解説したいと思います。

ではまた！

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保科歯科医院