咬み合わせ治療⑩
- 2024年5月25日
- 咬合・咬み合わせ
こんにちは!保科歯科医院高輪の保科です。清々しい週末となりましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。ニュースでオレンジジュースが希少になっていると言っていました。オレンジの不作により輸入量が少ないのと円安の影響とのこと。。自然現象も経済もだいぶマズいことになっていますね。円安っていつになったら解消されるのでしょうか。経済に詳しい方是非私に解説してください。
さて本日のブログは当院で実際に行っている咬み合わせの検査について解説します。前回までは咬み合わせが悪いと引き起こされる悪影響について解説してきました。たくさんの悪影響があるのが分かったと思います。ではどうやって咬み合わせが良いか悪いか判断するのかってことですが、パッと見て咬み合わせが悪いと判断できる場合も多くあります。下顎が前突している「受け口」や上顎が前突している「出っ歯」など前歯の見た目でも判断できることがあるのです。過度な受け口や出っ歯は歯列矯正をおススメしますが、パッと見では分からない咬み合わせの善し悪しをどう判断するのかが重要になります。特にわかりにくいのが奥歯の咬み合わせです。前歯と違って外からは見えないですからね。当院では下記の検査項目で咬み合わせを検査します。
1.問診で患者さんに聞き取りを行う。
2.レントゲン撮影による画像で咬み合わせや顎のずれを確認する。
3.口腔内を見てし摩耗や歯並びを確認する。
4.咬み合わせを手で誘導して早期接触の有無を確認する。
5.歯型を採り模型を作製し咬合器という咬み合わせをみる道具に装着する。
1~3は多くの歯科医院でやっていることだと思うのですが4と5に関してはやっていない歯科医院のほうが大多数なのではないでしょうか。4と5は咬合器も必要ですし何より歯科医師の知識と技術が必要となります。4と5は次回のブログで解説していきたいと思います。
ではまた!
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保科歯科医院高輪