咬み合わせ治療⑧
- 2024年5月17日
- 咬合・咬み合わせ
こんにちは!保科歯科医院高輪の保科です。今月に入りなかなかブログ更新ができていませんでした。清々しい日が続いていて出勤時も目黒川沿いの緑と朝の陽ざしを浴びながら出勤している今日この頃です。皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
さて本日は咬み合わせ治療の8回目です。今日は、
6腰痛にも影響する。
を解説したいと思います。これは前回解説した頭痛や肩凝りに付随する問題なのですが、咬み合わせが悪いと直接的には咬筋や側頭筋といった咬む動作で働く筋肉が過緊張しその頭部から頚部にまたがる僧帽筋や広背筋、胸鎖乳突筋などの筋肉も緊張してしまい頭痛や肩凝りを起こしてしまうのです。咬み合わせが悪いとさらに顎の位置の異常をきたします。具体的に言うと下の顎が左右どちらかに変位して咬むようになってしまうのです。その変位した下顎を筋肉で補正するのですが、その補正により筋肉の左右差が生じてしまうのです。そして頚部から腰部にある頸椎、腰椎といった背骨のゆがみを間接的に引き起こすことで腰痛の悪化を招きます。もちろん普段からの姿勢やスマホの見すぎなどの生活習慣、運動不足なども影響するので一概に咬み合せ不整=腰痛の悪化とは言えないのですが、要因の一つになってくるということです。咬み合わせが悪いと全身的な不調和を起こすんですね。つくづく咬み合わせって大切なんだなと思いますね。
次回も咬み合わせについて続きを書きたいと思います。
ではまた。
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保科歯科医院高輪