咬み合せ治療⑤
- 2024年4月27日
- 咬合・咬み合わせ
こんにちは!保科歯科医院高輪の保科です。
今日4/27(土)からゴールデンウィークが始まっている方も多いんじゃないでしょうか。円安と物価高の影響で国内外問わず旅行費が高い昨今ですが、お金をかけずに大型連休をゆっくり過ごしたいものですね!保科歯科医院は4/30(火)、5/1(水)、は診療しておりますので連休中に何かお困りなことがあればご連絡ください。
さて本日のブログは咬み合せ治療の続きです。今回は咬み合せの悪影響についてその3です。
3顎関節症を引き起こす可能性がある。
悪い咬み合せ特に早期接触がある場合には無意識ではありますが早期接触している部位の筋肉は緊張しストレスとなっています。正書によれば上下の歯と歯が少しでも接触していると筋肉の緊張は起こるそうです。次回以降のブログでも解説しますが筋緊張性頭痛の原因にもなります。筋肉のストレスがあると自然にストレス側でものを咬むのを避けるようになります。例えば左奥歯に早期接触があると左側の筋肉で緊張が起こりストレスとなるため右側で咬もうとします。しかし顎を右側にずらした瞬間に早期接触部位がぶつかりさらに左側にストレスがかかります。ストレスをかけながら右側で咬む習慣ができてしまうのです。本来であれば左右両方でバランスよく咬むべきですが片側咬みになることにより顎関節の稼働も左右差が出てしまいます。稼働の左右差が常態化すると顎関節症になってしまうことがあるのです。顎関節症の原因は一つではないのですが、咬み合せを原因の一因となるのです。言い換えると咬み合せを改善させることにより顎関節症を予防することができるかもしれません。
ではまた。
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