ブラキシズムの治療⑤
- 2024年8月5日
- ブラキシズム
こんにちは!
保科歯科医院高輪の保科です。8月がスタートしましいたね。学生さんは夏休みを満喫している頃でしょうか。夏休みの宿題に焦っている人はまだ少ないですかね。私の経験上お盆を過ぎると徐々にそわそわしてくると思います。毎年2学期が始まるギリギリになって間に合わないことを悟ってあきらめモードに入っていました。2学期が始まってもまだ宿題をやっていましたね。もちろん提出期限を過ぎていた教科もありましたね。むしろ未完成の宿題を提出していた記憶があります。これを読んでいる学生さんは決して真似しないでくださいね。オトナになってもその習慣が抜けなくなりますので。
さて本日のブログはブラキシズムの具体的な治療について解説します。正書では暗示療法や睡眠衛生療法、生活習慣指導(飲酒とか)なども書いてはあるのですが実践するのはなかなかハードルが高いのです。規則正しい生活を送りお酒を控えてストレスを溜めない。。現代人には難しいですよね。夜遅くまで仕事もしてますし育児をワンオペでしている人だっています。私自身でも難しいです。抗うつ薬などの薬物療法もブラキシズムの治療法としてありますがメンタル関連は専門家を入れて慎重に実施するべきであると思うのでこれもハードルが高い方法となります。当院のブラキシズムの治療はまず「咬合診査」から始めます。咬合とは咬み合わせのことですが咬み合わせが悪いとブラキシズムは悪化する一方です。精密な咬合診査をして咬み合わせの不整はないのか、不正だった場合咬み合わせを削って調節するべきか、詰物や被せ物のやり直しが必要なのかなどじっくり考えるのです。もちろん患者さんの意思を確認しますので勝手に削ったり被せ物をやり直したりはしませんけどね。
そして咬合に問題がなければ、または許容できるレベルの不整であればナイトガードを作製します。保科歯科医院のナイトガードはスタビライゼーションを行いますので普通のナイトガードとはひと味違いますよ!スタビライゼーションって何??ナイトガードって何??って声が聞こえてきそうですね。
次回詳しく解説しますね。
ではまた!
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保科歯科医院