精密根管治療④
- 2024年2月14日
- 精密根管治療
こんにちは!
2月に入りブログの更新が滞っていました。お知らせページからブログページに引っ越しをして初のブログになりますね。ブログページでは写真の挿入もできるようなので今後は症例写真や趣味写真などを載せるかもしれません。
ところで皆さん、花粉症は大丈夫でしょうか今年は暖冬だったせいで花粉の飛散が早まり東京もすでに多摩地区では花粉の飛散を観測したそうですね。また期間も長くなるそうで花粉症の人には辛い年となりそうですね。私も花粉アレルギーがあるのでマスク生活が戻ってきてしまいました。。春は好きな季節ではありますが花粉は嫌ですねー日本の杉とヒノキをもっと利用する手立てはないもんですかね。
さて今日のブログは精密根管治療の4回目です。根管治療の際に根管洗浄といって根管内を洗う作業があります。一般的には次亜塩素酸ナトリウムという有機質溶解剤の液体とEDTAという無機質溶解剤の液体で交互に洗います。以前はEDTAではなくオキシドール(過酸化水素)を使用している歯科医師が多かったと思います。大学でもそう習いました。現在はオキシドールはあまり使われなくなってきました。消毒効果があまり期待できないからとのことです。消毒効果として有効なのが次亜塩素酸ナトリウムです。有機質をトロトロに溶かすので指についたら皮膚が溶けます!指紋が消えます。数滴でも服に付くと生地が脱色変色してしまいます。結構ヤバい薬品です!身近な製品で言うとキッチンハイターが次亜塩素酸ナトリウムです。そりゃ消毒効果は高いですよね。ハイターですから。それを歯の治療に使っちゃうんです!私は怖いですね。根管内だけならまだいいのかもしれませんが根管外に漏れ出たときは周りの細胞へのダメージは計り知れません。口腔内には粘膜や舌があります。粘膜や舌が次亜塩素酸ナトリウムで火傷してしまのです。何度のも言いますが結構ヤバい薬品です。なので当院では次亜塩素酸ナトリウムは根管洗浄には使いません。EDTAやオキシドールも使いません。歯科治療に人体に有害な薬品は極力使いたくないですからね。じゃあ保科歯科医院ではどんな洗浄を行っているのか??
次回のブログで解説いたします。
ではまた。
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保科歯科医院