こんにちは！

保科歯科医院高輪の保科です。

11月も後半に入りました。本当にあっという間に師走を迎えようとしております。高輪や白金の街もクリスマスムードがちらほら漂いだしております。クリスマスのイベントや忘年会の前に歯のメインテナンスはいかかですか。

さて本日のブログは歯並びを整える治療の7回目です。前回までは歯並びの善し悪しが与える影響について解説してまいりましたので今回からは治療法について解説したいと思います。

歯並びの治療法は咬合治療の一分野です。咬合治療は読んで字のごとくで咬み合わせの治療なのですが守備範囲が広いです。早期接触部位を削って咬み合わせを整える咬合調節、インプラントやブリッジ、義歯で咬み合わせの再構成を行う補綴治療、歯列不整を整える歯列矯正治療がすべて咬合治療に含まれます。今回のテーマでいうところの歯並びを整える治療は歯列矯正治療とします。ただし歯列矯正治療は咬合調節やインプラント治療等の補綴治療と併用されることも多々ありますのでお間違いなく。

×歯列矯正治療vsブリッジ

〇歯列矯正治療&ブリッジ

上記のイメージです。

そして歯列矯正治療にもいくつか種類があります。まずは小児矯正なのか成人矯正なのかです。一般的に乳歯と永久歯が併存している時期(混合歯列期)から顎の成長が停止するまでの矯正を小児矯正と呼び、完全に顎の成長が停止してからスタートする矯正を成人矯正と呼びます。

今回は成人矯正にフォーカスします。成人矯正には大きく分けて2種類の矯正方法があります。

1.ブラケット矯正

2.アライナー矯正

ブラケット矯正はワイヤー矯正のことで金属のワイヤーを曲げて歯列に合わせ、ワイヤーがまっすぐに戻ろうとする力を利用して歯を移動させる矯正方法です。対してアライナー矯正とはマウスピース矯正とも言いますが複数枚の歯型マウスピースを装着してマウスピースの形に歯を並べていく矯正方法です。次回から細かく解説していきます。

ではまた！

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