歯内療法㉟|品川、高輪台の歯医者|保科歯科医院|矯正歯科、噛み合わせ

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歯内療法㉟

こんにちは!

保科歯科医院高輪の保科です。

クリスマスツリーから門松へと町の風景も変わりました。完全に年末モードですね。既に仕事納めをしたという人も多いのではないでしょうか。ひとときの休息を満喫してください。逆に受験生にとっては正念場ですね。寒さの本番を迎えています。お身体には気を付けて勉強がんばってください。

さて本日のブログは歯内療法の35回目になります。側方加圧根充の続きを解説していきます。前回解説した通り側方加圧根充はメインポイント1本とアクセサリーポイント複数本を使用して根管内を充填しますがそれでも死腔という隙間(デッドスペース)ができてしまいます。その死腔を埋めるためにシーラー(糊剤)をガッタパーチャーポイントに塗って充填します。シーラーの種類はたくさんありますが昔は酸化亜鉛ユージノール系のものが主流でした。しかしユージノールが細胞為害性があるとのことでユージノールを含有しない酸化亜鉛ノンユージノール系シーラーが長らく大学病院をはじめ開業医のスタンダードとして用いられていました。今でもユージノール系もノンユージノール系も普通に使われていますがどちらも経時的に収縮してしまう性質があり根充直後には死腔が無くても(本当はあるけど)時が経つとシーラーの収縮により死腔が出来てしまうのが悩みの種となりました。そこでシーラーに頼らない根充方法とし垂直加圧根管充塞とうい方法が生み出されていったのです。

次回に続きます。

ではまた!

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