歯内療法㉚|品川、高輪台の歯医者|保科歯科医院|矯正歯科、噛み合わせ

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歯内療法㉚

こんにちは!

保科歯科医院高輪の保科です。

2025年もあっという間に11月に入り肌寒い季節になってまいりました。今年もあと2か月を切っていると思うとやり残したことだらけで焦りすら感じる今日この頃です。インフルエンザも流行しておりますので皆さま身体にはご自愛ください。

さて本日のブログは歯内療法の30回目です。テーマは保科歯科医院高輪での根管消毒についてです。根管消毒とはいうものの歯冠側内面も消毒しているので「象牙質全体消毒」の方が正しいですね。何度も書いていることですが、根尖部の感染のスタートは大概歯冠側の虫歯です。そのため細菌数が最も多いのも歯冠側ということになります。根管治療だから根管だけ消毒すれば良いかというとそうではないってことですね。歯冠側象牙質に感染部が残っていては予後不良になるのも目に見えています。予後を良好にするためには「象牙質全体消毒」が必要になるということです。以前のブログで解説した通り水酸化カルシウム製剤では象牙質全体消毒は達成できません。また次亜塩素酸ナトリウムでの洗浄はヒポクロアクシデントのリスクがあります。象牙質全体消毒を安全に行うためには使用する薬剤が生体に対し為害性がないものである必要があります。そして消毒効果が高くなければなりません。貼薬では象牙細管という象牙質に存在する直径0.8~2.2㎛の象牙細管内には入っていきません。そこで保科歯科医院高輪では安全な方法でかつ象牙細管内まで消毒できる象牙質全体消毒法として「イオン導入法」を実施しています。次回イオン導入法について解説したいと思います。

ではまた。

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