歯内療法⑱|品川、高輪台の歯医者|保科歯科医院|矯正歯科、噛み合わせ

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歯内療法⑱|品川、高輪台の歯医者|保科歯科医院|矯正歯科、噛み合わせ

歯内療法⑱

こんにちは!

保科歯科医院高輪の保科です。9月がスタートしました。2025年も2/3が終了してしまいました。猛暑が続いているので実感はまだありませんが秋が近づいきていますね。昨今は夏の暑さが10月まで続き冬に突入してしまうので秋ってほとんど無いようなものなのですが、秋には秋の楽しみ方がありますので夏を名残惜しみつつ短い秋を満喫しましょう。

さて本日のブログは歯内療法の18回目です。今回も歯科医師向けの内容となりますのでイメージしづらいかもしれませんので流し読みしていただければと思います。但し歯科医師の方は流さずに読んでみてください。絵や写真がないので申し訳ないですが文献等を探してみてください。見つからなければご連絡いただければよい研修会を紹介させていただきます。

本題に入ります。根管治療の術式の中で最も労力と時間を使うのが「根管形成」です。根管拡大と言ったり拡大形成と言ったり人によって言い方は違えど同義語です。同義語ではありますが根管を「拡大」することが目的なのではありません。本来の目的は根管内の細菌および汚染歯質を除去しその後の洗浄、消毒、充塞し易い形態へ成形することです。その過程で拡大という操作が入ってくるのです。根管の形態は単純は円錐形ではありません。楕円形でもありません。円形や楕円形であれば操作がしやすいのですが、そうは問屋が卸しませんとういのが現実です。鍾乳洞のように入り組んでいて側枝が無数に存在します。また彎曲もあります。入口が一つで途中から2つの根管に分れるもの、入口は2つあるが途中で1本に合流するものなども存在します。CTをじっくり見て判断しなければなりません。CTですらわからない根管形態を多々あります。そのような複雑な根管形態をシンプルにかつクリーンに仕上げるのが根管形成です。

次回、根管形成の三要素について解説します。

ではまた!

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