歯並びを整える治療⑪
- 2024年12月13日
- 咬合・咬み合わせ
こんにちは!
保科歯科医院高輪の保科です。
12/13(金)です。本格的な冬の寒さがやってきました。昨日は箱根でも初雪が降ったそうですね。皆様も暖かくしてお過ごしください。
さて本日のブログは歯並びを整える治療の11回目です。前回まではマウスピース矯正(アライナー矯正)の解説をしてまいりました。今回からはワイヤー矯正(ブラケット矯正)について解説していきます。
おさらいですが歯列矯正治療にはいくつか分けかたがあります。
・スタートする年齢で分ける。
1.小児矯正
2.成人矯正
・矯正装置で分ける。
1.ワイヤー矯正(ブラケット矯正)
2.マウスピース矯正(アライナー矯正)
その他にも抜歯が必要か否かなど分けかたはあるのですが今回は割愛します。
ワイヤー矯正(ブラケット矯正)はマルチブラケット装置という四角い器具を歯面に接着させてその装置内にワイヤーを通してワイヤーのまっすぐに戻ろうとする力を利用して歯を移動させて歯列を整える矯正方法です。ワイヤー矯正の特徴は下記の通りです。
1.患者自身では着脱ができない
2.抜歯非抜歯を問わず適用範囲が広い
3.プラークコントロールが難しくなる
4.モチベーションに左右されない
5.術者の知識と技術に左右される
こんなところでしょうか。まずはなんと言っても着脱が自分ではできないという特徴があります。マウスピース矯正の場合は自分で着脱できるのが特徴でしたがワイヤー矯正は矯正医でないと着脱ができません。基本的には矯正治療のスタートから終了までずっとワイヤーを着けた状態となります。月に1度ほどのワイヤー調節やワイヤー交換以外は24時間装着しっぱなしになります。これにはメリットとデメリットの両方が存在します。次回一つ一つ解説していきます。
ではまた!
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