歯並びを整える治療①
- 2024年10月29日
- 咬合・咬み合わせ
こんにちは!
保科歯科医院高輪の保科です。
先日、港区の歯科医師会主催の口腔がんハンズオンセミナーに参加してきました。ハンズオンとは実習のことです。港区には芝歯科医師会と麻布赤坂歯科医師会という2つの歯科医師会が存在します。参加した口腔がんハンズオンセミナーは芝と麻布赤坂の合同で開催されました。保科歯科医院高輪では来年度から港区口腔がん健診の登録歯科医院になる予定です。そのために知識と診る目を培っておく必要があるのです。口腔がんは希少がんなので滅多になるものではないのですが、発見が遅れると死に至ることもあります。そこは胃癌やすい臓がんなどと一緒です。保科歯科医院高輪では口腔全体を診るという観点から口腔内で発生するがんに対しても早期発見ができるよう研鑽を積んでまいります。口腔がん健診のお知らせは時期が来ましたらホームページにて掲載いたしますのでよろしくお願いいたします。
さて本日のブログから「歯並びを整える治療」について解説していきたいと思います。
歯並びの善し悪しは色んな影響を及ぼします。私の考える歯並びによる影響は下記の通りです。
1.咬み合わせ
2.虫歯
3.歯周病
4.顎関節症
5.歯ぎしり食いしばり
6.審美性
7.歯の生存率
8.全身への影響
まずはなんと言っても咬み合わせへの影響ですね。咬み合わせに関しては過去のブログでも解説していますので併せて読んでいただければと思います。そして今後も咬み合わせのブログは書いていくつもりですのでよろしくお願いします。あたりまえではありますが咬み合わせってとても大切なんです。虫歯や歯周病の治療も義歯やインプラントの治療も最終的な目標は適正な咬み合わせの再構築です。適正な咬み合わせを長期的に維持する。そのための治療や予防が歯科治療の最大の目的です(もちろん舌がんなどの口腔がんの治療は食べ物を飲み込む嚥下機能の治療も歯科治療ではありますが)。
ただし歯並び=咬み合わせではありません。密接に関係していますが細かく言うと違いますので混同しないようにしてください。歯並びの良し悪しは咬み合わせに影響を与えるということです。
保科歯科医院高輪では「中心位」と呼ばれる顎の位置を咬み合わせの基準にしています。中心位に関しても過去のブログで解説しておりますので読んでみてください。今回は割愛しますがこの中心位での咬み合わせを目指した歯並びを構築することが歯並び治療において最重要だと思います。
ではまた!
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保科歯科医院