審美ホワイトニング⑫
- 2024年10月26日
- 審美歯科
こんにちは!
保科歯科医院高輪の保科です。
明日10/27(日)は衆議院選投票日ですね。私は所用がありますので先日、期日前投票を済ませました。本ブログをお読みの皆様も是非投票に行ってくださいね。政治は我々の生活に直結しますからね。選挙権は権利です。権利の放棄はもったいないです。
さて本日のブログは審美ホワイトニングの12回目です。ホームホワイトニングの続きを解説します。前回はホームホワイトニングのメリットをお伝えしましたのでデメリットについてもふれておきます。
ホームホワイトニングのデメリットは下記の通りです。
1.患者さんのモチベーションに左右される。
2.使用方法を守れないと象牙質知覚過敏になる。
3.材料を患者さん自身で保管する必要がある。
4.オフィスホワイトニングで使用する薬剤は使用できない。
5.オフィスホワイトニングと比べブリーチ効果が低い。
以上のようなデメリットがあります。無理やりデメリットと書きましたがそんなにデメリットでもないものがほとんどですね。まずホームホワイトニングは患者さんが自分自身で行うホワイトニングなので定期的に継続して行うというモチベーションが下がってしまうとサボりがちになってしまいます。もちろんサボりがちになるとホワイトニング効果もさがりますのでモチベーション維持というのが大切になります。
次に象牙質知覚過敏のリスクです。ホワイトニング剤はブリーチ剤ですので歯質の色を脱色して白くするものです。これはオフィスホワイトニングも一緒ですが症状に差はありますが象牙質知覚過敏(冷たいものでしみる)を生じる可能性があります。保科歯科医院高輪で扱っているウルトラデント社のオパールエッセンスは知覚過敏になりにくい製品ではありますが使用方法を間違えると知覚過敏になります。ホームホワイトニングの場合には特に使用時間の間違いが原因となります。ホームホワイトニングの時間は2時間を推奨しています。これを守らず寝落ちして8時間とか着けっぱなしとかしてしまうと知覚過敏も強くなってしまうかもしれません。何事もやりすぎはNGです。
最後のデメリットとしてオフィスホワイトニングで使用している薬剤は使えないということです。オフィスホワイトニングで使用する薬剤は過酸化水素を主成分としたブリーチ剤なのですが、これは法律的に歯科医院内でしか使用できません。なのでホームホワイトニングでは過酸化尿素という薬剤を使用します。過酸化尿素は過酸化水素と比べるとブリーチ効果が低くなりますのでオフィスホワイトニングと同程通り効果を得るには複数回のホワイトニングが必要になります。単に回数が増えるというだけなのですがデメリットとして挙げておきました。
前述した通り実際のところデメリットはそんなにないのがホームホワイトニングです。審美歯科のなかでは最も始めやすいのがホームホワイトニングだと思いますので、ご興味がある方は是非お問い合わせください。
ではまた!
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保科歯科医院