審美ホワイトニング⑧
- 2024年10月15日
- 審美歯科
こんにちは!
保科歯科医院高輪の保科です。
連休を利用して2泊3日のインプラントの実習セミナーに参加してきました。インプラントは歯を失った部分にチタン製の人工歯根を埋め込んで天然の歯のような見た目と機能的な咬み合わせを再構築できる魅力ある治療法です。インプラント治療についてはまた別の機会に詳しく解説したいと思います。
本日は審美ホワイトニングの続きを解説していきます。保科歯科医院高輪のオフィスホワイトニングの施術行程は下記の通りです。
➀カウンセリング
②口腔内検査・口腔内写真撮影
③術前フィードバック(ホワイトニングプラン立案)
④歯面清掃(ノンフッ素歯磨剤の使用)
⑤口唇リップクリーム塗布・口角鈎装着
⑥歯肉保護材塗布(光照射)
⑦1回目のホワイトニング薬剤塗布
⑧光照射
⑨薬剤除去
⑩2回目のホワイトニング薬剤塗布
⑪光照射
⑫薬剤除去
⑬施術後写真撮影
⑭施術前後の効果判定
⑮術後フィードバック
6番目の歯肉保護材について解説します。歯肉保護材は光で固まる歯科用のコーキング剤です。コーキングの役割は歯面に塗布したホワイトニング剤の漏洩を防ぐことです。オフィスホワイトニングで使用するホワイトニング剤は高濃度の過酸化水素を主成分としたジェル状の薬剤なのですが、間違って歯肉や指についてしまうと粘膜や皮膚に化学的火傷を負わせます。痛みもかなり強く強烈にヒリヒリします。ブリーチ剤だから刺激が強いのは仕方ないのですが、歯肉には漏洩しないように対応が必要です。保科歯科医院高輪では色んなメーカーのコーキング剤を試しましたが結局ホワイトニング剤と同じウルトラデント社のオパールエッセンス純正のものを使用しております。他社製品のものよりもコストは高くなってしまうのですが、漏洩防止効果は高いので安心して使えます。さすが純正といったところです。漏洩を起こさないためにはこのコーキング剤を歯肉に多めに厚めにふんだんに使用することが重要ですケチケチ少量だけのコーキングでは漏洩のリスクは高くなります。保科歯科医院高輪のホームホワイトニングはリーズナブルな価格に設定しておりますが必要な材料は十分な量を使用しております。ホームホワイトニングの効果には差がでるものではありませんが、この過程もすごく重要なのです。今日までオフィスホワイトニング施術前の行程を解説してまいりました。次回はホワイトニング剤塗布の解説を致します。
ではまた!
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保科歯科医院