7月の雑談編➀
- 2024年7月8日
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こんにちは!保科歯科医院高輪の保科です。
今日のブログは咬み合わせ治療編をお休みして雑談編となります。雑談と言ってもあんまり雑談的ではありません。気楽に流し読みしていただければと思います。
7/7(日)に関東歯内療法学会主催のデモコースという実習付のセミナーが日本大学歯学部本館の実習室で行われました。テーマは「最先端の歯髄保存-その理論と実習-」というものでした私も参加してまいりました。毎年この暑い時期に行われているのですが今年も汗をながら御茶ノ水に向かいました。
日曜日の御茶ノ水は誰もいません 笑 都心でありキレイに整備されている街ですが日曜日はゴーストタウン化しております。チェーンのカフェも閉まっているところが多い感じです。毎年、散策してみたいなと思ってはいるのですが結局1年経って関東歯内療法学会デモコースのときのみ行くのが御茶ノ水です。今年こそは休日にゆっくり散策したいと思います。
さてデモコースの話に戻ります。今年は過去最高の出席数だったようで歯の神経を保存する、すなわち神経を生かしたまま治療するということに関心が高まっているのだと実感しました。この傾向は非常に良いことだと思います。保科歯科医院においても「神経が生きている歯は神経を生かしたまま治療する」を開院以来ずっと実践しております。以前にブログでも書きましたが神経が死んでしまった歯の寿命は神経が生きている歯に比べ短くなります。水分がなくなり枯れ木のようになってしまい歯が割れるリスクが高まるからです。まして歯科医師が生きている神経を取るなんて言語道断なのです!このブログを読んでくださっている皆さんに是非言いたいのは虫歯が深くてもほとんどの場合は神経は残せます!残すテクニックというのがあるのです!別に最先端のテクニックというわけではなく何十年も前から実はあるのです。材料が進化しただけです。皆さんが通っている歯科医院でもし虫歯深いから神経を取りますねと言われたら、一旦治療を待ってください!そして「直接覆髄法」と検索してみてください。
今回のデモコースでは深い虫歯に対するMTAセメントを使用した直接覆髄法を学びました。抜去歯牙を使用して実際に直接覆髄法を行ってもみました。このテクニックは根管治療よりはるかに簡単でスピーディーです。しかも保科歯科医院では自由診療ではありますが自由診療の根管治療よりはるかに安いです。さらに成功率も高いです!私は深い虫歯でも神経が生きていればMTAセメントを使用した直接覆髄法を第一選択としています。というかこれ一択ですね。
雑談編が普段のブログより長くなってしまいました。。
ではまた!
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