咬み合わせ治療⑪|品川、高輪台の歯医者|保科歯科医院|矯正歯科、噛み合わせ

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咬み合わせ治療⑪|品川、高輪台の歯医者|保科歯科医院|矯正歯科、噛み合わせ

咬み合わせ治療⑪

こんにちは!保科歯科医院高輪の保科です。5/29(水)に更新しています。昨日の雨と風は激しかったですねー!帰宅時間がピークでしたので皆さん中にも大変だったかたも多かったと思います。週末には台風も近づくそうですのでお出かけは慎重に!

さて本日のブログは当院で行っている咬み合わせの検査についての2回目です。当院では「中心位」という顎の位置を基準に咬み合わせの診査を行います。中心位についてはまた別日に解説したいと思います。当院で行っている咬み合わせの検査方法は大きくわけて2つあります。一つめは私が患者さんを座らせた状態で後ろに立って下の顎をドーソンテクニックという後ろから両手で誘導する方法で顎を中心位へ持っていく方法です。そして咬合紙という咬み合わせを診る色紙を中心位の位置で咬んでもらって当たりを口腔内で確認します。よく歯科医院で咬まされる色紙ってわかりますかね、カチカチ咬んでくださいとか言われるアレです。赤や青い色紙ですが歯に色が印記されます。印記された色の濃さや面積、形状から強く当たるところや早期接触になっているところを探すのです。当院の検査では中心位での早期接触を確認する目的で行っております。2つめの検査は咬合器を使用して模型上で咬み合わせを診査する方法です。これは下準備がいくつか必要になります。まずは上下の歯型を採得し歯型に石膏を流し研究用石膏模型を作製します。硬化した石膏模型の余分なバリや気泡をトリミングしておきます。咬合器を準備し咬合器自体にかたつきや不備がないか確認しておきます。咬合器に必要なパーツが揃っているかも事前に確認しておきます。万が一咬合器に不備があるとこの検査はできないですからね。ここまでが事前準備です。次にフェイスボウトランスファーという上顎と脳頭蓋の位置関係を咬合器へ移す作業を行います。これも言葉で説明するのが難しいので詳細は割愛しますがこの作業も大変重要な作業となります。フェイスボウトランスファーまでが終わると後は中心位での咬み合わせをバイト材という咬み合わせを記録する材料で採得していきます。この中心位での咬み合わせ採得が全作業のキモとなります。

次回は中心位での咬み合わせ採得の解説をしたいと思います。

ではまた!

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保科歯科医院高輪