こんにちは！外はすっかり夏日となり朝でも歩くと汗をかくほどのになってきましたね。暑がりな私は既に半袖で通勤しております。梅雨入りするまでの束の間の快適な天気を楽しみましょう。

さて今日のブログは歯科にとってかなり重要な事項である咬み合せについて書いていきたいと思います。咬み合せって重要なのは何となく分かるけど、虫歯や歯周病とは違って歯科医師からあんまり解説されることも咬み合せの治療をしましょうと提案されることも少ないですよね。痛いとかグラつくとかがないと治療って必要なの？？って思うかもしれません。あ！歯並びと咬み合せは厳密に言うと違いますよ。歯列矯正で治すのは歯並びです。もちろん歯並びを治せば咬み合せも変わるのですが、私が言う咬み合せとは歯並びのことではありません。私が歯科医師になりたての頃、矯正の先生に「矯正治療で咬み合せって治せますか？？」と質問したことがあります。その矯正の先生は「治せない！」と言っていました。これは今になって考えても真理だと思います。矯正医は歯並びを整えることはできるのですが、上下の歯を適正な位置関係でバランス良く咬み合わせる状態を作るのってかなり難しいのです。単に歯を動かして歯並びを整えるだけでは適正な咬み合せを作ることができないのです。次回から咬み合せについてもう少し深く掘り下げていこうと思います。

ではまた。

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