審美歯科治療⑥|品川、高輪台の歯医者|保科歯科医院|矯正歯科、噛み合わせ

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審美歯科治療⑥|品川、高輪台の歯医者|保科歯科医院|矯正歯科、噛み合わせ

審美歯科治療⑥

こんにちは!

4月になりリクルートスーツに身を包んだ新社会人の方々を街中で多く見かけます。初々しさと緊張感を持った顔を見ると心の中で「社会人頑張って下さい!」とエールを送っております。何を頑張るのかは分かりませんが。未来の日本を支える若者に敬意を表してエールを送っております。

さて本日のブログは審美歯科治療の6回目です。前回まではホワイトニングの解説をしてまいりましたが今回からセラミックス修復による審美歯科の話をしていきたいと思います。皆さんも歯科医院で治療している際に担当医からセラミックスの被せ物や詰物を勧められた経験があると思います。そもそもセラミックスとはどんな材料なのでしょうか。ここで言うセラミックスとはシンプルに言うと金属に酸素をくっ付けたものです。え??セラミックスって金属なの??歯医者では金属とは別物だと説明されたけど。。って思う方も多いと思います。金属酸化物は金属ではないのです。なのでセラミックスは純粋なアルミやステンレスといった金属ではないんです。分かりにくいですよね。セラミックスをセトモノ、陶器、ガラスと言った方がイメージ付きやすいかもしれませんね。歯科材料としてのセラミックスは主に下記の2つです。

➀ガラスセラミックス(二ケイ酸リチウム)

②ジルコニア(ジルコニウムの酸化物)

です。ガラスセラミックスは商品名ではe.maxと言いますがほとんどの歯科医院で取り扱っているものではないでしょうか。見た目のキレイさ、透明感、つるつる感などガラスセラミックスならではの良さがあり天然の歯質に近い質感があります。現在までで一般的なセラミックス治療といえばこのガラスセラミックスなのではないでしょうか。先述したとおり審美性の良好さとつるつるなのでプラークや汚れが付きにくく衛生的でもあります。着色もほとんどしないので見た目的な経年変化もほとんどありません。金属アレルギーの心配もありません。小臼歯の小さい詰物や前歯部のラミネートべニア、前歯部クラウンに適した材料と言えます。欠点としては割れる可能性が高いということです。ガラスですので強い衝撃を受けると欠けたり割れたりすることがあります。昔のポーセレンセラミックスと比べると強度は上がっているようですがそれでも力のかかる奥歯(大臼歯)には適さないです。また歯ぎしりや食いしばりの癖がある人も適しません。就寝時に使用するマウスピースであるナイトガードの併用や他の材料を検討する必要があります。なので現在はジルコニウムを第一選択にしている歯科医師を多いと思われます。ジルコニアに関しては次回のブログで解説していきます。

ではまた。

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